
嫌いな人は、きっと殆んどいないでしょう。お子ちゃまは特に好きだよね。オムライスともつながるわけだしさ。
しかし、なかなか満足いくチキンライスを作ることが出来なかったのですよ、今までは。
具を炒めて、塩・胡椒で味付けたあと、トマトケチャップ・トマトピューレ(ケチャップだけだと甘すぎる気がするから、半々の割合で)を、後から飯と合わせることを計算してどっぷりかけ、ざっと混ぜ合わせて一旦皿にとる。
ふと思いついて、目の前にあった顆粒コンソメの素を、指で砕きながら粉にして、少しばかり振っておいた。
フライパンを綺麗にして、バター(油)で温かいご飯を炒める。
冷たいご飯だと、温まるまでに時間がかかってしまい、その間ゴニョゴニョとかき混ぜねばならず、余計な粘りがでてしまうので、ヒヤメシよりアタタカメシのほうがイタ(炒)メシには向いているらしい。
↑ 分かりにくい文章だなぁ、おい。
いつもなら、グズグズと時間がかかる『パラパラ飯(←しかも、たいしてパラパラではない)』が、短時間で出来ました。なんだ、これでイイんじゃん。何でほとんどの料理本には「冷飯使え」と書いてあるの?
香りづけに、白ワインも少々ふる。
皿に取っておいた具を混ぜ込み、均等にトマトが回ったら出来上がり。びっくりするくらい、すぐ混ざる。
長々と書き連ねましたが、『具と飯は、別々に炒める』・『温めた飯を使う』。
これだけだったよ、成功のポイントはm(_ _)m。
結局、素人がだだくさ(雑)に作ってはいかんということだわ。料理本の言うことも、過信しすぎてはいかんな。プロには出来ても、素人には無理なこともあるのだ。
今までは、たいてい少しばかり飯の固まりが残ってて、当然そこには味はついてなかったわけですよ。ありがちでしょ!?
作ってる最中に、それを解消しようと、必死になってかき回すもんだから、余計にご飯はベシャベシャになっちゃうし。
でも、ある意味それが家庭のチキンライスの味なんだよな(笑)。
それとも、未だにそんなドンくさいことしてるの、私だけかい!?
これでも、ありとあらゆる作り方を本で読んだりして試していたんですけどね…。満足するものは出来んかった。
結果、冷凍チキンライスに逃げていたのですが、近所のスーパーでは売らなくなってしまったので、悲しんでいたのですよ、我が家は。
遠くのスーパーなら何かしら売ってるんだろうけど、それだけ買いにはわざわざ行けない。たまたま行った時に思い出したら買うんだろうけど、大抵忘れとるし(笑)。
もう一手間かけてオムライスにしちゃえば、玉子の上からもケチャップかけたりするんで、味はある程度ごまかしきくけど、ご飯のベシャベシャ加減だけはごまかせないしさ~。
まぁつまり、まったくもってお粗末な上に、困ったもんの出来栄えだったのよ、今までの私のチキンライスは。
「もう、冷凍チキンライスが売ってないことに悲しまなくても良くなったな」
と、最高の賛辞(?)をいただきましたよ、今回は。
脳ミソが単純にできてる私は、このチキンライスのおかげで一日中ゴキゲンさんで過ごすことができたのであります。そりゃ良かったね~。
(ハルクママ)