ここのところ、旦那が体調を崩していました。まぁ、病院で検査をしても何ともなかったんですけどね(逆に、「歳の割には丈夫すぎる…」と言われたくらい)。
そんなこんなで、本人の希望もあり、ず~っと『おかゆさん』を食べてもらっていたのですが(でも、飽きさせないように、具に工夫はしていたのよ!? ←言い訳)、突然「カレー食べたいんだけど、ダメかなぁ?」と聞かれました。
病院からは食事制限も出てないし(何の指導も出ていない…。コイツ、私と一緒で頑丈すぎる)、『本人が食べたいものを食べるのが一番の治療に決まっとる!!』と勝手に考えてる私は、本人の希望通りにカレーを作りました。
ちゃんと、旦那が一番好きな『牛肉カレー』ですよ。市販のルー使用だけどね(横浜舶来亭)。
これが一番好きらしい。
もっと色々試してみたら良いのに…。
「ふんっ! 好奇心の足りない人ね」と感じつつも、弱ってる人を相手に、ほんの少しだけ優しくなってる私(←当社比 1,2倍くらい)は、余計なことをせず、旦那の好みの味を再現します。
まずは、いつもの
基本のカレーベースを作ります。いつも結構適当なんだけどね、実は。
しかし、この時点で「そんなに本格的に作らなくてもいいんだけど…」と、旦那のチェックが入りました。
作ってる工程を見るのが初めてだったから(笑)。
あのな~…、いつもこの作り方しとるのよ私は! カレー作りについて、私に向かって指図すんな!!
(←この辺りで、私の優しさレベルは急激に暴落。えらいこっちゃ。)
前に一度、内緒で実験的に、ベースを入れないで作ったとき、「何か、いつもより物足りない」と仰りやがりましたでしょ!?アナタ。
これが無いと、アナタの好きな味にならないの!!
…内緒だけどね。実験してみたことは(笑)。
牛の固まり肉が家には無かったので、買い物に行きます。
急に食べたいと言われたので、ヨーグルトなどに漬け込んで安い肉(と言ったら申し訳ないけど)を柔らかくする時間なんてありません。ビールで煮込もうか? 以前試した時は、ずいぶん柔らかくなったし美味しかったもんなぁ…。
しかし、もうひとつの方法を試してみたくて、『炭酸水』を購入。だって炭酸の効果で柔らかくなるんでしょ? 変に味もつかないし、何より安いにこした事はないから(笑)。同じ量でも、全然安い。
肉は別のフライパンでガーっと炒めてから
自作のカレー粉も加え、更に炒めました。その後、炭酸水を加えて煮込む。
「腹が減って仕方が無い~っ!!」とウダウダ言う誰かさんがいるので(←少し前まで「食欲が全く無い」と言ってたくせに…)、しばし肉を煮込んだところで諦め、カレーベースと合わせ、ガラムマサラとカレールー(横浜舶来亭)も混ぜて煮ます。
擦りおろしたニンニクや生姜も加えて煮込んであるよ。生だと胃に負担がかかりそうだけど、火を通せば問題ないよね。出来れば、丸のまま火にかけておいて、その後細かく擦った方が良いらしいけど。
お茶袋に入れた『ローレル・乾燥カレーリーフ・カルダモン・クローブ』も一緒に煮込みます。
煮込み時間が足りなかったのか、ビールでなくて炭酸水にしたのが悪かったのか分かりませんが、肉はイマイチ固かった。
しかし、『全く同じ肉で、同じ時間だけ煮込んだ』とかいう実験をしない限り、何の理由で肉が固いかなんて分かりませんよねぇ?
その日に購入した肉の質にもよるしさ~。
ぶっちゃけ、肉は柔らかければ美味しいってわけでもないしね。
「おいおい、肝心なカレー自体の出来栄えはどうだったんだよ!?」との声が聞こえてきそうてすが、大丈夫。ちゃんと旨かった。
(ハルクママ)