2009年5月28日木曜日

写真が間違ってないといいけれど…(苦笑)

ネパールの建物。
…私の記憶が正しければ、ここは生き神『クマリ』の館。何度も行ってるはずなのに、年月が経つと何が何やら忘れております。

クマリには、3~4歳の少女が選ばれます。世襲制ではありません。分かりやすく言うと、ダライ・ラマ と同じような選び方。

選ばれると、親とは引き離され、俗世間とも離れ、とにかく『生き神様』ということで、周りの大人たちに面倒みてもらって暮らします。

『穢れ』が来るまで、この暮らしは続きます。穢れとは、普通は初潮のこと。事故などで大量出血するのも、穢れらしい。

穢れが来たクマリは、お役御免というわけで、家族の元に帰されます。
しかし、何年も会っていない家族間との距離は微妙だし、今まで周りの大人達にチヤホヤされて暮らしていたのに、誰もチヤホヤしてくれないし、今まで学校にも行っていなかったので、自分よりはるかにチビッコのガキどもと一緒に小学1年生から始めなければなりません。

それに順応できる子は、いつしか庶民生活にも慣れ、普通の暮らしに馴染めますが、プライドが高くなりすぎて色々面倒くさいことになる子も多いらしいです。

   (ハルクママ)

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