お久しぶりのカレーです。今回、初めて『カレー粉と小麦粉を炒める』ということをしました。
普通のカレーライス作るときは固形ルー使用なので、わざわざ小麦粉炒めてトロミをつけるなんてことをしたことなかったのですよ、実は。
3~5人分
玉ねぎ 4分の1個 (みじん切り)
生姜・ニンニク 各1片
にんじん 2分の1個 (すりおろし)
トマト 1個 (みじん切り)
牛 又は 豚肉固まり 200~400g
マスタードシード 小さじ2分の1
ローレル 1枚
カレー粉 大さじ2
小麦粉 大さじ2
ブイヨン 500㏄
塩・胡椒 適量
油 適量
鍋に油を入れ、マスタードシード・ローレル・生姜・ニンニクを炒め、香りが出てきたらカレー粉を加え、更に炒める。
小麦粉も加え、焦がさないように気をつけながら、5~6分炒める。
プツプツ泡だってきたら、ブイヨンを何度かに分けて入れて、溶きながら煮て、ルーを作る。
フライパンで肉を炒め、軽く火が通ったら玉ねぎを加え、塩・胡椒してからカレー粉(分量外)を振ってまぶしたら、トマトとにんじんと一緒にルーに加える。
弱火で20~30分煮込んで、味見したあと塩を適量(分量外)足したら出来上がり。
カレー粉は、S&B(中辛)と、インド産のカレーマサラ を半々で使用してみました。これが、色も香りも全然違うんですよね~…。
S&Bは、黄色くて匂いがきつい(香ばしい)。
カレーマサラは、シナモン色で油くさい(白ゴマの香り?)。
まぁ、原材料リストを見ると、かなり違うので、それは当然ですよね。
玉ねぎの薄切りも、煮込んでいる最中に加えました。甘みを足したかったので。
隠し味に、すりおろしたリンゴを入れても美味しいらしい。今回は、リンゴが無かったので、代わりに飲み残しの赤ワイン・ココアパウダー・砂糖を入れてみました。辛くしたかったので、タバスコも入れた。
あれこれ加えて、オリジナルの味を作りましょう(笑)。
ベースの作り方は、『池波正太郎の食卓 (新潮文庫)』からです。
子供の頃に従兄弟の家で食べさせてもらったカレーの味がしました。そこの家の伯父さんが料理人だったので、私にとっては珍しい洋食を、色々と食べさせてもらってたんですよね、思い出した…。
軽いトロミなので、胃にはもたれません(笑)。
こういうカレーの添え物は、やっぱり福神漬けがよく似合う。
(ハルクママ)
2 件のコメント:
池波正太郎!美味しい物を知っている人の本は、小説でもよだれが出ますよね。あ、これおいしいってわかるんだな。池波正太郎が愛したお店に行ったことがありますが、とても昭和な味でした。もんのすごい芋とバニラ臭い昭和のモンブランもわたし好きです。
たけわかさんへ
そうなんですよね~…。文章で美味しさが分かるのはすごいよね~。
この本、実際は別の人が書いているんだけど、池波先生が愛していた、和食と洋食の料理人が料理して、レシピも書いてあるから楽しめますよ!!
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